コラム執筆 辻中 公

2016年12月01日

ママに贈る魔法のメッセージ

「失敗させない」より「失敗させる」方が幸せな子どもに育つ

日本の古き良き躾(しつけ)、昔から伝わる智恵を伝承している大和躾(しつけ)伝承学師の辻中公(つじなか くみ)です。

今回は「失敗させない」より「失敗させる」方が幸せな子どもに育つをお伝えします!

「放任する親」と「極端に干渉し過ぎる親」
最近こういった極端な親が増えてきています。
そういった家庭の子どもは・・・
「わがままな子(世間知らずの子)」「弱気な子(依存しすぎる子)」
と、極端な性格へと育っていきます。

「うちは大丈夫!」と言うお母さんも多いのですが、自分では気がつかずにどちらかのタイプになっていることがよくあります。

できれば、わが子には健やかに育ってほしいですよね。
どうすれば良いのでしょう?
そのためには、親子で「3つの力」を養っていってください。

1安心力

親= ドーンと構えてください。子どもの長所を見つけ、社会に役立てるような力が必ずある事を教えてください。
子= 安心できる子は勇気もわき、様々なことに挑戦する子に育ちます。

2失敗力

親= まず何事も怖がらずに試させ、そして成功・失敗に関わらず自分の体験から学ばせてください。失敗して改善することが大切です。
子= 失敗してもいいんだということは、実行力、自信や改善力へと繋がります。成功・失敗に限らず行動できるようになり、向上心が旺盛な子に育ちます。

3選択力

親= 行動させるとき、決して口出ししないように我慢してください。
子= 自分で決めた結果を体験することにより、行動への責任感が芽生えます。他人に依存せず、自分の足で歩いて行ける子に育ちます。

やり方は簡単です。日常の出来事に少し気をつけるだけ!
毎日、いろいろなシーンでそのチャンスはあります。

例えば、おもちゃの取り合いになったら「どうしたらいいかなあ?」ケンカしたら「○○ちゃんはどう思っているかなあ?」など、子どもにドンドン投げかけ、子ども自身で考えて貰えばよいのです。
忘れ物をしたり、失敗するときもあるでしょう。そうしたら、まず自分で次からはどうするか? 考えさせ、今度はどうしたら良いか考えさせるのです。考えたこと、やってみた行動力を褒めてあげるのです。

時には、助け船も必要。

子どもの心の声を代弁して「ごめんねって言えて偉いね」「貸してあげて優しいね」「貸してもらえて嬉しかったね」「嬉しいからお母さんも一緒にありがとうって言いたいな」「本当はこうしたかったんだよね」と、心を整理してあげて下さい。

3つの力に共通するのは、まず子どもに考えさせること。

親が、直面した出来事に不安になり過ぎたり、自分中心で考え過ぎたり、口をはさみ過ぎたりしていませんか?
子どもたちにとっては毎日が新しい出来事ばかりです。失敗したり、悩んだりしながら1つずつ智恵をつけていくのです。
困難に立ち向かい乗り越えた数だけ成長するのです。その改善し乗り越える機会を取り上げてはいけません。
子どもはどうやったら上手くいくだろう?と、自分で考え行動する。周りの人に聞いて行動する。その行動を是非褒めてあげてください。

なかなか他人の子どもに口出しは出来ませんが、ママ友の付き合いでも「一人では気がつかないこともあるから一緒に注意し合いながら育てるような気持ちで子どもに接しませんか?」「子ども同士のけんかは怪我にならない程度、お互い見守っていきませんか?」と思いきって助け合いを提案してみてはどうでしょうか?
その勇気は、お互いの子どもを良い方向へと育てます。

昔は地域全体で子育てをしました。隣のおばちゃんの家に預けられることも多く、そのおばちゃんに叱られて大きくなりました。まだ今の親ならその経験も少なからずあるのではないでしょうか。
今の時代は希薄になりがちですが、子どもを通しての付き合いは根強く残っています。ママ友もいますし、近所の方も「子どものことなら・・・」と協力的になってくれることも多いでしょう。
あなたは、決して一人ではないんだということを忘れないでください。きっと身近に相談に乗ってくれる方がいるはずですよ。
 
子どもを育てるだけでなく、お母さんも日々行動することが大切です。
少し大変ですが、その結果新しい発見もあるはずです。子どももお母さんも一緒に育っていきましょう!

大和躾(しつけ)伝承学師  辻中公(つじなかくみ)

コメントを残す



コメントは直ぐに反映されませんのでご容赦ください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。


PageTop