コラム執筆 辻中 公

2017年03月01日

ママに贈る魔法のメッセージ

自立の魔法!

日本の古き良き躾(しつけ)、昔から伝わる智恵を伝承している
大和躾(しつけ)伝承学師の辻中公(つじなか くみ)です。

今回は「自立の魔法!」をお伝えします!

自立は自分との戦い!

自立とは自分で新しい事に挑戦しようという意欲を持つことです。
そして乗り越えることです。

どんなに小さい子どもでも自分でやりたいことが少しずつ出てきます。
新しい事をやってみたい!
しかし、上手くいかない時もあります。
失敗したけど、もう一度やってみよう!
しかし、また失敗することもあります。
自分には無理なんじゃないか?と逃げ出したくなる時もあります。
いつも子どもは自分と戦っています。

例えば、自分で“ボタンをとめたい”という時期がきます。
しかし、すぐにはなかなか出来ません。
何分もかけて出来ない自分にイライラしたり、怒りだしたりします。
それを見ている大人は手をかけてやりたくなったり、頑張っている行為に「まだ無理よ」とマイナスの言葉を掛けてしまうこともあります。
大人は子どもに自立や挑戦心を持ってほしいと望んでいるのに反対の行動、言葉を掛けてしまいがちです。どうしてでしょうか?
それは親が自分との戦いに負けているのです。
子どもが向き合っている問題に親が我慢できず、やってしまったり、出来ないから私がしてあげると出来ないことを決めつけてしまうのです。

勉強もそうです。子どもは必ず自分で獲得する力を持っています。
しかし、大人や親が子どもに任せ切れないのです。
我慢という自分との戦いに負けて子どもを信頼できない親が、「ああしなさい、こうしなさい」と指示をしてその通りにさせようとします。
子どもに考えさせないで親があれこれ考えます。
そうなると、失敗したときには親は自分の責任だ!と嘆きます。
子どもは親の責任だ!と開き直ります。これでは、真の自立はあり得ません。

「いってらっしゃい」は、子どもの挑戦心を促し、見守り、信頼する魔法の言葉!

それでは、親が出来ることは何でしょうか?
挑戦心を促し見守り信頼する魔法の言葉に「いってらっしゃい」「いってきます」があります。「いってらっしゃい」は、旅立ちを応援します。
親が出来ることは安心して旅立てる環境をつくり、信頼して送り出す「いってらっしゃい」の精神を持つことです。
あなたなら出来る、大丈夫と信頼して任せることが、たとえ失敗してもまた挑戦しよう、何でもやってみよう、失敗は成功の元!と子どもが頑張れるようになるのです。
そうすることで子どもは「いってきます!」と今、瞬間、「はい!今すぐいきます!」という行動を起こせるのです。
そして安心して戻ってこれる場所、失敗しても戻れる原点という愛情あふれる親、家族の場所があるから行動を起こせるのです。

「いってらっしゃい」は離れる旅立ちの言葉なのに、安心感のあるひっつく言葉、信頼の魔法の言葉なのです。

 

大和躾(しつけ)伝承学師  辻中公(つじなかくみ)

コメントを残す



コメントは直ぐに反映されませんのでご容赦ください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。


スマートフォンサイトを表示