コラム執筆 河本 かよ

2017年11月15日

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

少し体調の悪いときの離乳食どうしていますか?

こんにちは。ずいぶん寒くなってきましたね。晴れていると日中は暖かいのですが、朝晩は気温がぐっと下がるので、体調が崩れないように、気をつけてくださいね。
北の地方からはぼちぼちと雪の便りが届き、どんどん冬に近づいていきます・・・

さて今は、紅葉が美しい季節です。赤ちゃんや子どもたちと一緒に色のきれいな葉っぱさがしや、どんぐりさがしに出かけてみませんか? ベビーカーに乗ってお散歩をして、外の空気にふれることや、歩けるようになった赤ちゃんはうれしくて自分の足で一生懸命歩くので、お腹が空いていっぱいご飯が食べられるようになりますよ

家の中も楽しいですが、家の周りで構わないので、思い切って出かけてみませんか?
ママの気分転換にもなると良いですね。

寒くなってくると、心配になるのが、病院に行くほどではないけれど、ちょっと具合が悪くてどうしよう?というとき。毎日一緒に過ごしている家族だから気がつくことってありますよね。そんなときのお話をします。

明らかに様子がいつもと違う・ぐったりしている・泣き方がいつもと違って泣き止まないなどのときには、小児科の診察を受けてくださいね。特に熱がなくても、機嫌が悪く一日中ぐずっている・下痢をしている・嘔吐をしたなどの症状がある場合は、早く小児科を受診しましょう。

様子をみるときのポイント

湿疹が出ている、発熱があるなどの症状はありませんか?

  • 子どもの表情や顔色・・・にこにこしているかな?
  • むずかしい顔つきしていないかな?
  • 機嫌はどう? 元気に動いていますか?

多少熱があっても、家の中で元気に動き回ることがあります。
家の中で動いているから大丈夫かな?と、外に連れ出すとひどくなることがあるので注意してあげてくださいね。

  • 食欲はどうですか? 母乳やミルクをしっかり飲んでいますか?
  • 離乳食の食べ方はどうですか? いつもと変わりありませんか?
  • うんちは出ていますか? 下痢や便秘はありませんか?

少し熱があっても、機嫌が良く、下痢や嘔吐、吐き気がない場合、食欲があれば、普段と変わりない離乳食でも大丈夫です。母乳やミルクもいつも通り飲ませましょう。
水分はしっかりと飲ませます。食べられていれば、湯冷ましや番茶、麦茶でも大丈夫。

食欲がなくて、離乳食を嫌がる。母乳やミルクの飲みもいつもより悪い場合は、湯冷ましや番茶、麦茶の他、赤ちゃん用のイオン飲料を上手に利用しましょう。冷たいものは避けます。
一度に少量しか飲めなくても、こまめに与えて、しっかり水分補給をしましょう。

離乳食を中断する場合があると思います。再開するときにはおかゆから始めて、様子を見ながら食材を増やしていきます。このとき、まず食べたことのある食材から選んでいくと良いですね。
離乳食の中断はしないが、消化の良いものを・・・と言われた場合、脂肪が少ないものを選びます。離乳食は一段階戻して様子をみて、内容や量に注意しながら与えます。

下痢をしているときに利用すると良い食べ物(赤ちゃん~幼児を含む)

おかゆ・食パン・うどん・豆腐・たまご・白身魚・青菜の葉先・りんごなど今までに食べたことがない場合は、控えてくださいね。

下痢をしているときに避けた方が良い食べ物(赤ちゃん~幼児を含む)

中華めん・スパゲッティ・油脂を使った料理・繊維が多いもの・かたい野菜類・海藻・きのこ・こんにゃく・豆類・冷たいもの・香辛料など

熱があるとき

汗をたくさんかくので、水分が不足しやすくなります。水分が不足すると、喉が渇き、飲み込みにくいため、食べるのを嫌がることがあります。そのときは、のどごしの良いものを選んで食べさせてください。水分補給を忘れずに。

発熱しているとき、体の新陳代謝が盛んになるため、たんぱく質やビタミンCがたくさん必要になります。食べられるもので用意をしてあげてください。

  • 水分の補給・・・湯冷まし・番茶・麦茶・赤ちゃん用イオン飲料
  • 水分の多い、さっぱりした食べ物、牛乳・フルーツ牛乳・果物のペースト(果物そのものでもOK)・ヨーグルト・アイスクリームなど口当たりのよいもの
    風邪をひいているときには、かんきつ類は吐き気をもよおすことがあります。
    乳製品のアレルギーがある赤ちゃんは注意する食品が含まれます。
    気をつけてくださいね。

体調が回復してきたら、できるだけ早く元の生活リズムに戻します。離乳食の内容も戻してくださいね。体調が悪いときはリズムが崩れてしまうことが多く、離乳食の内容が偏っていることが多いので、注意しましょう。

体力回復のためにも、エネルギーが不足しないように心がけ、様子をみながら肉や魚、卵、豆腐のようなたんぱく質を毎食取り入れましょう。
油脂を使う料理は、下痢をしていないことを確認してからにしましょう。

機嫌の良いときと違って少し体調が悪いときは、いつも以上に「ママ」「ママ」と追いかけてくると思います。赤ちゃんはいつもと体調が違うことに不安を感じています。できるだけ抱っこをして安心させてあげてくださいね。赤ちゃんの体調が悪いとママやパパも不安でしょうが、ぎゅっと抱きしめてあげてください。
体調が悪いときは「食べられるものを、食べられるときに」「母乳やミルクも欲しがるときに飲めるだけ」体調が回復したら、生活リズムを整えて、色々なものを離乳食に。

次回は「寒くなってくる時期の赤ちゃんの食べること」についてお話します。
~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

参考文献:
子どもの食と栄養 健康と食べることの基本 医歯薬出版(株)
子どもの栄養と食育がわかる事典 成美堂出版

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