コラム執筆 河本 かよ

2018年01月15日

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

赤ちゃんが食べるのを嫌がるとき

あけましておめでとうございます。お正月を楽しく過ごしましたか?
今年も小さな子どもと過ごすママやパパが心配する「食べること」についてお話していきたいと思っています。少しでもみなさんの参考になっているとうれしいです。よろしくお願いします。
お正月は、おじいちゃんやおばあちゃんをはじめ、普段会わない親戚の人に会いましたか?
それとも家族だけで、のんびり過ごしましたか? 
色々な人に「かわいいね!」「大きくなったね!」とたくさんの声をかけてもらったことでしょう。
ママ、パパとたくさんの時間を過ごして遊んでもらった赤ちゃんや子どもは、きっとうれしくて、心の栄養をたっぷりもらったと思います。

心の栄養と、体の栄養、両方とも大切です。体の栄養は摂れていますか?
赤ちゃんや子どもだけでなく、ママやパパも心と体、両方の栄養が大切ですよ。(*^_^*)v

さて、赤ちゃんが食べるのを嫌がるときは、どんなときだと思われますか? また、どんなときに嫌がっていますか? 

赤ちゃんが泣くと、食べるのが嫌なのかな?と不安になりますよね。でも安心してください。
食べるのが嫌なときも泣きますが、他にもさまざまな理由から赤ちゃんは、「泣く」という方法で、ママやパパにいろんなことを伝えています。

昨年発表された平成27年度乳幼児栄養調査の結果の中で、離乳食について困ったことがないと回答した人は、25.9%。それ以外の74.1%の人は何らかの困りごとをかかえていました。
みなさんはいかがですか? 作ることが大変だと感じる人や赤ちゃんが受け入れてくれないことを悩んでいる人がいるのではありませんか? 今回は赤ちゃんが離乳食を嫌がるときは、どんな理由が考えられるかお話します。

赤ちゃんにとって離乳食は、今までに経験したことのないもので、母乳やミルクをもらっているときのような心地よさがないので不安になっています。ゆっくりとしたペースで離乳食(食事)はおいしいよと伝えてあげてください。
「おいしいなぁ」「食べることは楽しいなぁ」と感じるようになってくると、赤ちゃんは食べることに対して、不安を感じないで、楽しんで食べてくれるようになります。

離乳食を食べてくれないと悩んだとき、次のようなことがないかチェックしてみてください

お腹がすいていない

生活リズムはどうですか? 授乳・離乳食の時間は、毎日同じですか?
毎日同じ時間に食べることで、胃腸の働きが育ちます。胃液の分泌が増え、消化酵素の働きが整います。お腹が「ぐ~」っと空いてから、離乳食。

初めての食材 味、形ではありませんか?

生まれて初めて食べるもの、見た目、口に入れたときの味、感覚のとき、「これはなに?」と食べさせてくれる人の顔を見ています。知らない味だけど大丈夫!!と話かけてあげながら、食べさせてあげてくださいね。

さわりたい!

さわってみたいと手を伸ばすようになってきていませんか?
汚れるし・・・と遠ざけてしまうと、赤ちゃんは「わぁ~っ嫌だ!」となります。
食べ方も自分で持って、口に運ぶという動作をしながら上手になります。

ママが不安な顔をしている

ママだけではなく、食べさせている人が、「今日はどうだろう?」「食べてくれるかな?」と心配して不安そうな顔をしていると、赤ちゃんもとても不安になり、食べるのを嫌がってしまいます。心配だと思いますが、笑顔を忘れないでくださいね。

気温が暑いとき、寒いとき

最近は寒いときなので、つい厚着になっていて、意外に赤ちゃんは暑くてぐずぐず泣いているときがあります。服装に気をつけてあげてください。

座り心地が悪い 姿勢が崩れる

抱っこで食べさせている場合、体がぐにゃっとなっていませんか? 背中をしっかり支えてください。授乳のときより立ててあげてくださいね。
いすの場合、滑って傾いていないか確認を!

いつまでも裏ごしをしてトロトロ状にしていませんか?

早い時期から、大人と同じ味やかたさにしていませんか?
今の赤ちゃんのお口の状態に合わせた形状にしてあげてくださいね。

月齢が大きくなるにつれて、形状を変化させていきます。

食べてくれないと悩んだとき、隣の子や友達の子、兄弟と比べるのではなく、1か月前、1週間前、前日のこの子よりどうかな? と考え、食べられる量・食材の種類が増えてきたかどうかを、ご自分の赤ちゃんの以前の様子と今を比べてください。
そして、1か月に一回程度体重測定をして、母子手帳にある成長曲線に記入します。
少しずつでも体重が増えてきていたら様子をみます。1歳頃に食べる量、種類が増える。
喜んで食べられるようになってくる。1歳6か月の健診を受けるころには、食事が中心で栄養を摂れるようになればよいですね!

まだまだ寒い時期ですが、天気の良い日は、暖かい服装をして外に散歩に出かけましょう。
外の空気にふれて感じることも、赤ちゃんにとっては大切な体験のひとつです。
しもやけにならない程度に、雪や氷も触らせてあげてください。
親子で寒い時期も楽しんでくださいね。

冬も意外に体の水分が失われます。こまめにお茶や湯冷ましを飲んでください。
水分をしっかり摂ることは、インフルエンザ対策のひとつです。便秘予防にもなります。
もちろん手洗い・うがいも忘れずに!

次回は、「離乳食のスタートはいつ?」についてお話する予定です。
~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

参考文献:参考文献:平成27年度 乳幼児栄養調査の結果の概要 厚生労働省

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